
将来、独立・起業をしたいITエンジニアの方は多くいると思います。
独立や起業に向けたキャリアアップ・スキルアップはどのようなものがあるのでしょうか?
それらを踏まえた転職戦略について考えてみます。
独立・企業するためには転職は有利に働くか
そもそもの問題点として転職が独立や起業に対して有利に働くかという点です。
起業後に困ることの大きな項目として「起業直後の仕事」が大きく上がると思います。
ある程度の仕事があり資金を回すことができればスタートとしては順当に会社を回すことができます。
その視点で考えたときに「就業している会社や関連している会社が辞めた後の継続的に仕事の話ができるか」という点が重要になってきます。
一社にいると取引先とは長く深い付き合いができるようになるかもしれません。
ただし、仕事を辞めた後もその企業の冠なしで付き合えるかは非常に見極めが難しいところとなります。
ただ、転職回数を増やせ関連する会社などは確かに増えますが、辞めた後まで取引を行えるほどの付き合いをするのは難しくなります。
そちらの見極めなどをしながらの転職活動などが必要です。
自社サービスなどを専門でやる場合はPR手法やファイナンスなど学べる会社などターゲットに入れると良いでしょう。
独立・起業に必要なスキルなど
スキルの面では専門職の分野はスキルが高いほど仕事を獲得する上で有利に働くでしょう。
ただ、起業後は専門職以外にも経理や労務など行うことが様々あります。
それらを転職で学ぶのはなかなか難しいので書籍などである程度学べるところは学びつつ知り合いの会社の手伝いや「サンカク」などの外部のプロジェクトに参加してみるのも良いかもしれません。
また専門分野といえども転職などで複数の環境に関わることは幅を広げる上で有利に働く可能性があります。
起業後のビジネスモデルにもよりますがそれらなども考慮すると良いでしょう。
起業後のアンチパターン
独立・企業をする上で必ず成功するようなパターンを探すのは難しいです。
タイミングや運などに影響されることが多くあるためです。
ただ、逆に必ず失敗するというパターンは数多くあります。
その中でも「安易なファイナンス」というのは王道となります。
デット・エクイティどちらでもファイナンスの失敗は会社の運営の失敗となります。
それらを実際に目にして様々な手法を学べるベンチャーなどに転職するのは一つの実践の形と言えるかもしれません。
起業前にフリーランスをやるべきか
起業を行う場合にフリーランスで一旦独立し、ある程度の収入がある場合に起業を行うというパターンがあります。
メリットとしては大きな失敗をしにくい点です。
自身のコネクションの棚卸しなどもできることでしょう。
ただ、起業を前提としているのであればこちらはお勧めしません。
コネクションからの仕事などをもらえるタイミングなどは限られていますし、「独立・起業」の2ステップを踏むと起業時の大きく伸ばしたいタイミングの機会損失になる可能性となるでしょう。
また、フリーランスと企業ではそもそも「個人」と「組織」という前提が異なってくるため運営の方針など大きく変わってきます。
企業が目的であれば最初から組織化を目指す動きが効率的ではあります。
大きな失敗をしにくいということは成功の確率も減らすことになります。
是非それらのメリット・デメリットを見極め最適な形での独立・企業戦略を組み立ててください。
最後に
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